トップページ> 糖尿病患者様向けパンフレット・目次> 2005年10月・11月分パンフレット 「眼底検査とは」

眼底検査とは

眼模式図

「眼底」って何?

眼球は直径約22mmの球形で、ほぼ10円玉と同じ大きさである。
その眼球の内面の後方約4分の3を占めているのが、いわゆる「眼底」である。
「眼底」は、網膜(もうまく)と脈絡膜(みゃくらくまく)からなっている。

なぜ、眼底検査をするの?

糖尿病の管理が悪いと『糖尿病性網膜症』になる。その網膜症の有無と
程度を調べるのが主な目的である。
そのまま高血糖が続くと血管がもろくなって出血、最悪失明することもありうるため、 早期発見のため、定期検査が必要となる。

当クリニックでは、眼底の撮影に、『無散瞳型眼底カメラ』を使用している。
『無散瞳型眼底カメラ』では、撮影時に患者さんがほとんどまぶしさを感じることなく 撮影可能で、左右続けての眼底の撮影ができる。

注意していただきたいこと

「異常なし」ということでも、「目の病気のすべてが異常なし」というわけではない。
視力障害など何か目の症状がある時には、すぐに眼科受診を!

糖尿病性網膜症の治療について

内科的管理
糖尿病は代表的な生活習慣病であり、食事や運動をはじめとした生活
習慣を改善することが治療の基本となる。
特に血糖のコントロールの良否は、糖尿病性網膜症の発症及び進展に
大きく関与している。
光凝固療法
網膜をレーザー光線で焼く治療法である。
この治療法が開発されてから、糖尿病で失明する人が激減した。
光凝固を行なうことで、新生血管への増殖性変化の沈静化をはかる事ができる。
硝子体手術
光凝固療法が網膜症の進展や悪化を阻止するのに対し、硝子体手術は 硝子体出血など、直接視力障害となっている病変を取り除くのが目的で
ある。
手術的に除去できれば、再出血の予防や網膜はく離を復元することが
できる。

※現在(2005/10)、当クリニック待合室に、実際に病変のある眼底写真を展示しています。↓

様々な病変のある眼底写真