令和5年度 下越 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 48 12 21 40 88 174 362 848 1098 654
当院は新潟市秋葉区の中核病院であり、0歳から90歳を超える方の幅広い年齢層の患者さんを診療しております。高齢化が進む中、60歳以上の患者さんの割合は88%を超えています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 13 35.08 20.6 7.69 91.69
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 7 17 13.52 - 85.57
110280xx97x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 6 7.83 13.9 - 75.67
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 5 18 20.03 - 80.8
161020xxxxx00x 体温異常 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 4 14 6.6 25 78.5
どの疾患も比較的高齢の患者さんを診察しております。誤嚥性肺炎、腎臓または尿路感染症、体温異常は平均在院日数の全国平均を上回り、慢性腎炎症候群や敗血症は全国平均を下回っています。
呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 12 18.67 20.6 - 82.33
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 11 24.64 13.7 - 79.55
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2なし 9 19 22.55 11.11 80.78
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 8 57.38 18.65 12.5 77
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 7 8.43 6.37 - 60.14
誤嚥性肺炎は内科全体で診療をしており、その他には睡眠時無呼吸症候群の方の治療も行っています。
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 67 13.3 8.75 4.48 79.81
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 64 2.14 2.61 - 69.78
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 41 8.24 7.61 - 76.17
060335xx99x00x 胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 37 13.35 10.86 5.41 74.84
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 34 10.56 8.95 8.82 72.71
当院では胃癌の早期発見に力を入れています。
このほか、急性胆嚢炎あるいは胆管炎を併発した胆石症の患者さんも多く入院します。
循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 140 21.66 17.38 2.86 86.81
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 63 11.83 11.54 - 69.95
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 61 4.79 4.26 - 72.08
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 57 12.39 9.77 1.75 84.68
050050xx9920x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 54 3.3 3.25 - 66.41
当院は秋葉区だけでなく、五泉市、阿賀野市、阿賀町の広大な診療圏の循環器救急疾患を一手に受け入れています。
症例は心不全増悪および虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)が多く、診療圏で唯一専門的なカテーテル治療が可能であることから、その治療件数も多くなっています
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1あり 15 1 2.12 - 4.6
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 7 3.86 5.96 14.29 1.29
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 6 4.17 6.37 16.67 1.83
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 3 3.33 5.62 - 5
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 手術・処置等1なし 3 1 2.69 - 5.67
小児科では、食物アレルギーの検査・診断の診療が多くあります。
また市内小児二次輪番当番も行っており、急性期への対応にも力を入れています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 37 2.89 4.55 - 70.3
060020xx9900xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 34 2.12 11.02 - 67.59
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 32 6.16 5.21 - 76.63
060150xx99xxxx 虫垂炎 手術なし 16 13.31 8.02 - 66.19
180040xx99x0xx 手術・処置等の合併症 手術なし 手術・処置等2なし 11 23.18 9.78 - 78.45
当院では、鼠径ヘルニア、胃の悪性腫瘍、虫垂炎などの診療を行なっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 29 54.45 25.5 - 85.72
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 27 37.44 19.34 3.7 82.52
070350xx99x0xx 椎間板変性、ヘルニア 手術なし 手術・処置等2なし 5 27.2 9.82 20 76.4
070343xx99x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2なし 2 26.5 13.92 - 86
160720xx99xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 手術なし 2 49.5 16.6 - 88
高齢者の骨折症例を数多く取り扱っています。平均年齢が80歳以上となっており、全身管理も含め在院日数は全国平均よりも長期化の傾向にあります。
リハビリテーション科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 11 95.91 25.5 - 83.09
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 5 69.2 19.34 - 84
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 3 119.67 13.52 - 88.33
010069xx99000x 脳卒中の続発症 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 2 23.5 10.61 - 68
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 2 125.5 18.65 - 81.5
新潟市内の急性期病院での急性期治療を終えた患者さんを多く受け入れています。
当院でリハビリを行いADL向上を目指し患者さんの在宅復帰に寄与しています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 18 38.28 20.26 5.56 81.5
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 14 24.79 13.52 - 84.5
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 13 25.31 15.7 7.69 72.23
180040xx99x0xx 手術・処置等の合併症 手術なし 手術・処置等2なし 9 18.89 9.78 - 83.56
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 7 65.14 18.24 - 78.71
神経内科で取扱う代表的な疾患の脳梗塞などの診察を中心に行っています。高齢者が多く、全国平均と比べても在院日数が多くなっています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070470xx99x3xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等23あり 1 82 13.99 100 72
非常勤医師が診察しており、入院患者に関しては内科、総合診療科を中心とした医師が診察を行っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9901xx 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 1 35 18.31 - 80
非常勤医師が診察しており、入院患者に関しては内科、総合診療科を中心とした医師が診察を行っております。
糖尿病科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり 16 23.88 13.99 - 68.25
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 10 14.6 13.52 10 78
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 7 49.71 20.6 14.29 84.71
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 3 23 13.15 - 56.67
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 3 12.67 20.03 - 74.33
糖尿病のコントロール入院の他、高齢者の感染症・肺炎などの診療を行っています。
血液透析科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 5 18.8 13.81 - 71.2
060390xxxxx1xx 細菌性腸炎 手術・処置等2あり 4 10.25 18.39 - 77.5
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 4 12.25 7.57 - 85.25
0400801299x012 肺炎等(市中肺炎かつ15歳以上65歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病ありA-DROP スコア2 3 6 13.69 - 54.67
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 3 27 20.6 - 92.67
腎疾患に加えて、血液透析中の患者さんに合併した疾患の診療を行っております。
総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 30 35.4 20.6 10 86.43
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 29 17.55 13.52 6.9 82.83
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 18 22.39 20.03 5.56 79.72
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 8 6.25 4.73 - 80
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 5 19.4 12.88 - 73.4
高齢者の感染症だけでなく様々な疾患の診療を行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 35 - - 80 19 1 1 8
大腸癌 - 2 - 44 24 16 1 8
乳癌 - - - 1 2 - 1 8
肺癌 - - 1 9 4 3 1 8
肝癌 - - - - 1 - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌の中で当院で最も多い患者数は胃癌で、次いで、大腸癌となっています。
大腸癌ではステージ別患者数に差があり、StageⅣの患者さんが多くなっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 4 7.50 63.00
中等症 42 18.02 75.02
重症 23 18.91 82.83
超重症 13 32.23 86.69
不明 - - -
患者数が昨年86名だったのが、今年は82名と微減です。
重症度が増すにつれ、平均在院日数、平均年齢ともに高くなっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 78 53.45 80.58 2.30
その他 9 106.22 81.78 1.15
平均年齢は、80.58歳と高齢の方が多く発症されていることがわかります。
また基礎疾患を有している患者さんが発症する確率が高いことも特徴です。平均在院日数が一昨年の50.79日、昨年の57.09日からさらに長くなっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121ロ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 静脈転位を伴うもの 10 13.9 30.6 - 76.5
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 3 0.33 24.33 - 80.33
K6147 血管移植術、バイパス移植術 その他の動脈 1 21 17 - 78
K735-4 下部消化管ステント留置術 1 1 44 - 89
各科の様々な疾患の処置を行っております。
呼吸器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 2 87 78 - 83.5
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 1 33 97 - 84
K597-2 ペースメーカー交換術 1 151 15 - 88
K654 内視鏡的消化管止血術 1 26 14 - 87
呼吸器疾患のある患者さんに対して様々な処置を行っていおります。
消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 72 0.79 1.36 - 70.43
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 47 1.77 13.11 2.13 85.53
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 42 2.88 7.76 2.38 76.86
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 38 1.03 6.5 - 76.08
K654 内視鏡的消化管止血術 18 1.06 11.72 5.56 76.06
消化器内科は、大腸および胃の内視鏡的治療を積極的に行っています。
胆道ステント留置術、乳頭切開術、消化管止血術の患者さんが多くなっています。
循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 80 3.06 6.64 1.25 73.26
K597-2 ペースメーカー交換術 33 1 7.82 - 84.97
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 31 4.48 12.13 3.23 85.23
K5463 経皮的冠動脈形成術 その他のもの 14 2.43 2.43 - 67.57
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 14 1 2.07 - 63.43
24時間体制での急性心筋梗塞治療も可能であり、他病院よりの紹介も多いのが特徴です。
また、不整脈部門もペースメーカー植込み術のほか、アブレーション(心筋焼灼術)治療なども行っています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 37 0.7 1.19 - 70.3
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 36 1.08 4.36 5.56 76.67
K6093 動脈血栓内膜摘出術 その他のもの 4 3.5 9 - 79.75
K7181 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 4 2.75 4.5 - 62.25
K7182 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの 4 4 8.75 - 61
外科は鼠径ヘルニア手術・四肢の血管拡張術・血栓除去術が多くなっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 20 3 53.45 - 88.85
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 7 4.43 55.86 - 81.57
K0731 関節内骨折観血的手術 肩、股、膝、肘 5 2.4 32.2 - 82.6
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 1 1 116 - 76
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 1 3 95 - 82
整形外科は骨折の処置、人工骨董挿入術が多くなっています。
リハビリテーション科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 7 72.43 73.31 14.29 72.14
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 6 3.17 83 - 84.83
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 6 9.83 98.5 - 84.83
K0731 関節内骨折観血的手術 肩、股、膝、肘 3 9.33 111.67 - 83.67
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 2 41.5 15.5 - 77.5
嚥下障害に対する胃瘻造設術が7件となっています。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 3 160.67 89.67 33.33 77.33
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 1 54 64 - 80
K386 気管切開術 1 23 207 - 86
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 1 15 59 - 85
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 1 69 74 - 76
胃瘻造設術の件数が3件となっています。
糖尿病科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 1 21 48 - 90
K6121ロ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 静脈転位を伴うもの 1 5 1 - 52
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 1 29 4 - 78
糖尿病を合併している患者さんに対して各種処置を行っております。
血液透析科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6147 血管移植術、バイパス移植術 その他の動脈 9 2.89 19.33 - 82
K6121ロ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 静脈転位を伴うもの 5 4.8 49.4 - 80.8
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回 5 40.6 24.6 20 74.2
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 3 12.33 44 - 70.33
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 1の実施後3月以内に実施する場合 2 6 24.5 - 83
シャント造設やシャントのトラブルに対応した各種処置を中心に行っております。
総合診療科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 1 13 34 - 81
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 1 42 62 - 76
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 1 7 51 - 74
K654 内視鏡的消化管止血術 1 15 24 - 81
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 1 8 19 - 55
幅広い疾患に対して対応しております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 11 0.33
180010 敗血症 同一 24 0.72
異なる 52 1.55
180035 その他の真菌感染症 同一 2 0.06
異なる 1 0.03
180040 手術・処置等の合併症 同一 38 1.14
異なる 8 0.24
敗血症の発生率は昨年とほぼ同等の数値です。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
57 50 87.72
期間中に肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院症例につき、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された症例の割合を集計しています。
当院では57件中50件実施しており、実施率は87.72%でした。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
1528 1219 79.78
広域抗菌薬を使用する際、投与開始時に血液培養検査を行うことは、望ましいプラクティスとなります。 また、血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行う ことが推奨されています。
血液培養2セット実施率は、期間中の血液培養オーダ日数に対する、投与開始初日に血液培養検査を実施した症例の割合です。
当院での令和5年度における血液培養2セット実施率は、79.78%でした。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
615 508 82.60
近年、多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌(以下、耐性菌)が出現し、難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、各医療機関において抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)を組織するなど、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。
当院での令和5年度における広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率は、82.60%でした。
更新履歴
2024/10/1
第1版公開