令和６年度 下越病院 病院情報の公表

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養２セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2（真皮までの損傷）以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 34 21 32 46 83 160 377 956 1113 637
当院は新潟市秋葉区の中核病院であり、0歳から90歳を超える方の幅広い年齢層の患者さんを診療しております。高齢化が進む中、60歳以上の患者さんの割合は87％を超えています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 11 28.09 13.66 0 85.27
0400802499x0xx 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上） 手術なし 手術・処置等２なし 8 26.88 16.4 0 87.13
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 4 25 17.33 0 91.75
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等２なし 4 13.75 5.55 0 85
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 3 36.33 20.78 33.33 87
どの疾患も比較的高齢の患者さんを診察しており、平均在院日数は全国平均を上回っています。
呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
0400802499x0xx 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上） 手術なし 手術・処置等２なし 21 24.71 16.4 0 81.43
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 13 17.23 13.41 0 83.62
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 7 7.14 9.28 14.29 50.29
040110xxxx00xx 間質性肺炎 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 6 40.33 18.68 0 73.83
0400802299x000 肺炎等（市中肺炎かつ15歳以上65歳未満） 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なしA-DROP スコア0 5 4.8 8.13 0 42.6
誤嚥性肺炎は内科全体で診療をしており、その他には睡眠時無呼吸症候群の方の治療も行っています。
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 75 2.23 2.57 0 71.69
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 63 11.86 8.88 0 81.63
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 32 10.03 9.08 6.25 80.22
060335xx99x0xx 胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等２なし 29 11.86 11.29 6.9 78.24
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 28 9.14 7.45 0 76.46
当院では胃癌の早期発見に力を入れています。
このほか、急性胆嚢炎あるいは胆管炎を併発した胆石症の患者さんも多く入院します。
循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 122 21.72 17.33 2.46 85.61
050030xx03000x 急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１なし、１あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 50 10.66 11.37 0 70.22
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１なし、１,２あり 手術・処置等２なし 47 5.32 4.18 0 72.45
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１２あり 手術・処置等２なし 35 3.23 3.27 0 70.74
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等１なし、１,３あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 30 12.1 9.59 0 84.43
当院は秋葉区だけでなく、五泉市、阿賀野市、阿賀町の広大な診療圏の循環器救急疾患を一手に受け入れています。
症例は心不全増悪および虚血性心疾患（狭心症・心筋梗塞）が多く、診療圏で唯一専門的なカテーテル治療が可能であることから、その治療件数も多くなっています
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
0400801199x0xx 肺炎等（1歳以上15歳未満） 手術なし 手術・処置等２なし 10 5.3 5.61 0 7.6
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 7 3.29 6.38 14.29 3.86
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等１あり 7 1 2.1 0 8.29
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他） 4 4 6.22 0 0.5
150040xxxxx0xx 熱性けいれん 手術・処置等２なし 2 3 3.51 0 1.5
小児科では、肺炎の疾患が多くあります。
また市内小児二次輪番当番も行っており、急性期への対応にも力を入れています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 24 2.71 4.54 0 74.25
060020xx9900xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 23 2 11.13 0 68.57
060150xx99xxxx 虫垂炎 手術なし 22 10.05 8 0 58.18
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの（観血的なもの）等 手術・処置等１なし、１あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 13 5.08 5.15 0 77.31
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 8 22.38 9.08 0 83.75
当院では、鼠径ヘルニア、胃の悪性腫瘍、虫垂炎などの診療を行なっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。） 手術なし 31 38.81 19.16 6.45 85.19
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 19 65.47 25.29 0 81.32
070343xx99x0xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む。） 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等２なし 8 30.13 13.32 0 87.5
160800xx99xxx0 股関節・大腿近位の骨折 手術なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 4 38.25 13.56 0 86
160820xx99xxxx 膝関節周辺の骨折・脱臼 手術なし 4 44.25 18.22 0 87.5
高齢者の骨折症例を数多く取り扱っています。
平均年齢が80歳以上となっており、全身管理も含め在院日数は全国平均よりも長期化の傾向にあります。
リハビリテーション科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。） 手術なし 7 72.57 19.16 14.29 88
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 3 129.33 25.29 0 80.33
010060xx97100x 脳梗塞 その他の手術あり 手術・処置等１１あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 1 151 8.8 100 84
010060xx99x00x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 1 104 5.92 0 84
01021xxxxx0xxx 認知症 手術・処置等１なし 1 43 13.68 0 65
新潟市内の急性期病院での急性期治療を終えた患者さんを多く受け入れています。
当院でリハビリを行いADL向上を目指し患者さんの在宅復帰に寄与しています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x20x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等２２あり 定義副傷病なし 31 53.1 16.94 3.23 79.19
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 13 61.54 20.78 0 86.85
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他） 10 24.8 6.22 0 84.8
010060xx99x21x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等２２あり 定義副傷病あり 9 55.33 30.25 0 88.56
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 8 43 13.66 0 84
神経内科で取扱う代表的な疾患の脳梗塞などの診察を中心に行っています。
高齢者が多く、全国平均と比べても在院日数が多くなっています。
糖尿病科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 11 39.73 20.78 0 86.64
10007xxxxxx1xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。） 手術・処置等２１あり 5 16.4 13.77 0 73.4
10006xxxxxx1xx １型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。） 手術・処置等２１あり 3 24 12.6 0 71.33
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 3 15.33 13.66 0 91.67
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 2 7.5 4.67 0 67
糖尿病のコントロール入院の他、高齢者の感染症・肺炎などの診療を行っています。
血液透析科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 5 48.2 20.78 0 73.4
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 4 11.25 17.33 0 78.75
110280xx97x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 3 8 13.5 0 77.33
110280xx97x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等２１あり 3 53 25.7 0 70
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２１あり 3 16 13.75 0 73
腎疾患に加えて、血液透析中の患者さんに合併した疾患の診療を行っております。
総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 32 27.94 20.78 0 89.13
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 30 19.6 13.66 3.33 85.87
180010x0xxx0xx 敗血症（1歳以上） 手術・処置等２なし 18 41.06 20.06 16.67 83.61
0400802499x0xx 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上） 手術なし 手術・処置等２なし 13 15.92 16.4 0 83.46
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等１なし 12 20.25 12.98 0 81.33
高齢者の感染症だけでなく様々な疾患の診療を行っています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 35 0 0 71 9 0 1 8
大腸癌 2 4 2 51 25 1 1 8
乳癌 0 0 0 1 0 0 1 8
肺癌 0 0 0 16 4 2 1 8
肝癌 0 0 0 1 6 0 1 8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
5大癌の中で当院で最も多い患者数は胃癌で、次いで、大腸癌となっています。
大腸癌ではステージ別患者数に差があり、StageⅣの患者さんが多くなっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 13 6.692307692 50.46153846
中等症 49 17.67346939 77.42857143
重症 33 21.57575758 84.09090909
超重症 21 31.42857143 86.42857143
不明 0 0 0
患者数が昨年82名だったのが、今年は116名と増加しました。
重症度が増すにつれ、平均在院日数、平均年齢ともに高くなっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 87 49.72 80.86 5.32
その他 7 93 77.43 1.06
平均年齢は、80.86歳と高齢の方が多く発症されていることがわかります。
また基礎疾患を有している患者さんが発症する確率が高いことも特徴です。
平均在院日数は一昨年の62.03日、昨年の53.45日からさらに短くなっています。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121ﾛ 末梢動静脈瘻造設術　内シャント造設術　静脈転位を伴うもの 2 0 1 0 75.5
K6147 血管移植術、バイパス移植術　その他の動脈 1 0 5 0 69
K654 内視鏡的消化管止血術 1 8 12 0 88
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径2cm未満 1 0 0 0 70
K797 膀胱内凝血除去術 1 0 49 0 91
各科の様々な疾患の処置を行っております。
呼吸器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。） 1 56 48 0 78
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 1 26 8 0 94
呼吸器疾患のある患者さんに対して様々な処置を行っていおります。
消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径2cm未満 110 0.26 1.28 0 71.72
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 48 2.4 18.15 6.25 82.88
K6871 内視鏡的乳頭切開術　乳頭括約筋切開のみのもの 35 1.06 8.31 0 77.06
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ･粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 34 1 7.38 0 76.06
K654 内視鏡的消化管止血術 27 0.63 16.96 7.41 72.96
消化器内科は、大腸および胃の内視鏡的治療を積極的に行っています。
胆道ステント留置術、乳頭切開術、消化管止血術の患者さんが多くなっています。
循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの 108 4.15 4.99 1.85 73.54
K5972 ペースメーカー移植術　経静脈電極の場合 28 3.54 12.36 0 82.96
K5461 経皮的冠動脈形成術　急性心筋梗塞に対するもの 24 0 10.67 0 70.71
K597-2 ペースメーカー交換術 16 1 6.56 0 84.31
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術　心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 12 1 2.08 0 65.42
24時間体制での急性心筋梗塞治療も可能であり、他病院よりの紹介も多いのが特徴です。
また、不整脈部門もペースメーカー植込み術のほか、アブレーション（心筋焼灼術）治療なども行っています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 32 2.16 7.69 3.13 76.38
K6335 ヘルニア手術　鼠径ヘルニア 32 0.31 1.34 0 72.25
K6082 動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの） 2 1 26.5 50 77.5
K6336 ヘルニア手術　大腿ヘルニア 2 3.5 2.5 0 78.5
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径2cm未満 2 6.5 6.5 50 66.5
外科は鼠径ヘルニア手術・四肢の血管拡張術・血栓除去術が多くなっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 20 4.9 56.4 10 86.45
K0811 人工骨頭挿入術　肩、股 10 6.1 76.8 0 79.2
K0731 関節内骨折観血的手術　肩、股、膝、肘 3 3 45.33 0 76.67
K037-2 アキレス腱断裂手術 1 0 2 0 27
K0462 骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨 1 2 50 0 38
整形外科は骨折の処置、人工骨董挿入術が多くなっています。
リハビリテーション科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 7 22 100.71 0 83.14
K0731 関節内骨折観血的手術　肩、股、膝、肘 3 3.33 60.67 0 88.33
K0811 人工骨頭挿入術　肩、股 3 3.67 122 0 87
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。） 2 66.5 82.5 100 81.5
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの 1 0 447 0 67
骨折観血的手術が多くなっています。
また、嚥下障害に対する胃瘻造設術が2件となっています。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。） 5 60.4 114 20 70.2
K386 気管切開術 2 45 67 0 56
K5223 食道狭窄拡張術　拡張用バルーンによるもの 1 9 77 0 77
K653-3 内視鏡的食道及び胃内異物摘出術 1 0 81 0 89
K6851 内視鏡的胆道結石除去術　胆道砕石術を伴うもの 1 0 17 0 84
胃瘻造設術の件数が5件となっています。
糖尿病科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121ﾛ 末梢動静脈瘻造設術　内シャント造設術　静脈転位を伴うもの 1 0 1 0 80
K6871 内視鏡的乳頭切開術　乳頭括約筋切開のみのもの 1 12 62 0 97
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径2cm未満 1 5 7 0 52
糖尿病を合併している患者さんに対して各種処置を行っております。
血液透析科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術　初回 10 21.4 12.3 0 76.8
K6121ﾛ 末梢動静脈瘻造設術　内シャント造設術　静脈転位を伴うもの 4 3.5 33 0 73.25
K5463 経皮的冠動脈形成術　その他のもの 2 1 5.5 0 71
K6147 血管移植術、バイパス移植術　その他の動脈 2 42 219 0 63
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 2 19.5 81.5 0 69.5
シャント造設やシャントのトラブルに対応した各種処置を中心に行っております。
総合診療科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 2 37.5 73 100 80.5
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの 1 11 2 0 53
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 1 1 55 0 94
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。） 1 97 61 0 83
K6872 内視鏡的乳頭切開術　胆道砕石術を伴うもの 1 8 16 0 87
幅広い疾患に対して対応しております。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.03
異なる 12 0.35
180010 敗血症 同一 18 0.52
異なる 40 1.16
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0
異なる 0 0
180040 手術・処置等の合併症 同一 13 0.38
異なる 10 0.29
敗血症の発生率は昨年より少し減少しました。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数（分母）		 分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数（分子）		 リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
39 33 84.62%
期間中に肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院症例につき、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された症例の割合を集計しています。
当院では39件中33件実施しており、実施率は84.62％でした。
血液培養２セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数（分母） 血液培養オーダーが１日に
２件以上ある日数（分子）		 血液培養２セット実施率
1619 948 58.55%
広域抗菌薬を使用する際、投与開始時に血液培養検査を行うことは、望ましいプラクティスとなります。
また、血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行う ことが推奨されています。
血液培養2セット実施率は、期間中の血液培養オーダ日数に対する、投与開始初日に血液培養検査を実施した症例の割合です。
当院での令和6年度における血液培養2セット実施率は、58.55％でした。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数（分母）		 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数（分子）		 広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
495 410 82.83%
近年、多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌（以下、耐性菌）が出現し、難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、各医療機関において抗菌薬適正使用支援チーム（Antimicrobial Stewardship Team：AST）を組織するなど、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。
抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。
当院での令和6年度における広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率は、82.83％でした。
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数（分母）		 退院患者に発生した転倒・転落件数
（分子）		 転倒・転落発生率
50090 301 6.01‰
発生率は令和5年の7.93%に対して令和6年は7.01％であった。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数（分母）		 退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数（分子）		 転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
50090 3 0.06‰
レベル3b以上の発生率は令和5年の0.1%に対して令和6年は0.11％であった。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数（分母）		 分母のうち、手術開始前
１時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数（分子）		 手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
37 34 91.89%
令和6年は91.89％であった。
d2（真皮までの損傷）以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数（分母）		 褥瘡（d2（真皮までの損傷）以上
の褥瘡）の発生患者数（分子）		 d2（真皮までの損傷）以上の
褥瘡発生率
47298 19 0.04%
令和6年は73.9%であった。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
（分母）		 分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数（分子）		 65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
2293 1772 77.28%
令和6年は77.28％であった。
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
（分母）		 分母のうち、身体的拘束日数の総和
（分子）		 身体的拘束の実施率
50090 4020 8.03%
実施率は令和5年の0.07%に対して令和6年は0.07％であった。
更新履歴
2025/10/1
第1版公開