生理機能検査
心臓の電気信号を記録することで、心臓の働きを知ることができます。
小型の心電図を24時間身につけて記録することで、動悸や胸痛が起こった瞬間の変化をとらえることができます。不整脈や狭心症の診断に有用です。
動悸などの症状をその場で記録します。
超音波を利用して、体に負担をかけずに内臓の状態を見ることができます。腹部、頸動脈、甲状腺の観察が可能です。
呼気中の一酸化炭素を測定します。禁煙外来で使用します。
スパイロメータという計測器を用いて、肺活量や1秒率などを測ります。息切れや咳の原因となる肺気腫や気管支ぜん息の診断に用います。
検査装置
自宅で、簡単に睡眠中の呼吸状態を測定する装置です。
測定は簡単で、一晩眠る時に装着するのみです。
手足の血圧を測定し、動脈硬化の程度を検査します。
24時間にわたって血圧の変動を測定します。
早朝高血圧を診断するための血圧計です。
視力の測定を行います。
(オージオメータ)
聴力の測定を行います。
体脂肪率、筋肉量、体水分量などの体組成を、より高精度に算出します。
迅速検査
ごく少量の血液で、白血球や赤血球、炎症反応(CRP)を迅速に測定することができます。感染症の診断や重症度判定に有用です。
過去1~2ヶ月の血糖のコントロール状態を見る検査です。糖尿病の治療効果を判定します。
血液中のブドウ糖を測定します。糖尿病の治療効果を判定します。
尿糖、尿蛋白、尿潜血を調べることで腎機能の異常を早期発見します。
血液凝固を迅速に測定し、ワルファリンのコントロール状況を調べます。
インフルエンザ、溶連菌、ノロウイルスなどをその場で検査することができます。
画像検査
X線を用いた画像検査で、肺炎や心不全、腸閉そく、尿管結石、骨折などの診断を行います。
腰椎と大腿骨の骨密度を測定します。骨粗鬆症の早期発見と治療に役立てています。
経口で内視鏡を挿入し、胃の中の病変の有無を検査します。
救急
(自動体外除細動器)
意識がない方や心肺停止に陥った方の蘇生治療に用いる機械です。体表に貼った電極パットから心臓の状態を判断し、電気ショックで心臓を正常な状態に回復させます。
心肺停止などの緊急時に使用します。気管内挿管チューブなどが入っています。