診療所紹介

所長ごあいさつ

私は1975年に新潟大学医学部卒業後、28年間県立がんセンター新潟病院で勤務してきました。定年後、南部郷総合病院、下越病院、桑名病院にて総合診療科の経験を積み2022年4月1日付けで舟江診療所に所長として就任いたしました。当診療所は国民皆保険が施行された1957年に開設され、近隣の開業医や病院と協力しながら皆さんの医療を担ってきました。日本での少子高齢化は世界でも類をみませんが、ここ新潟島の下地域は高齢者、独居、老老介護、低所得者がさらに多い地域です。厳しい医療情勢の中、経営は苦戦を強いられているのが現状です。病は人々を暗くしますが、来院しただけで明るくなり、帰りには笑顔になれるならこれほど嬉しいことはありません。

人手不足は否定できませんが、「全ての地域住民の皆さんに最適な医療サービスを」を合い言葉に、思いやりのある医療を目指します。「ありがとう」の声に勇気をいただきながら、これまで以上に患者さんを第一に考え、質の高い心暖まる医療を続けていきたいと思います。また同時に、職員の皆さんが働きやすく、充実して仕事ができる環境を整えていきたいと思っています。

皆様のご指導・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

令和4年4月
舟江診療所 所長 梨本 篤

所長経歴

1975(昭和50)年3月 新潟大学医学部卒業
1975(昭和50)年4月 新潟大学医学部第一外科入局
1981(昭和56)年6月 Roswell Park Memorial Institute(USA)へ留学
2004(平成16)年4月 新潟大学医学部医学科臨床准教授
2006(平成18)年4月 県立がんセンター新潟病院・臨床部長、手術部長
2012(平成24)年4月 同・副院長
2015(平成27)年3月 県立がんセンター新潟病院・定年退職
2015(平成27)年4月 南部郷総合病院・院長
2019(令和1)年12月 五泉中央病院・院長
2020(令和2)年4月 下越病院・院長補佐
2021(令和3)年4月 桑名病院・顧問
2022(令和4)年4月 舟江診療所・所長

舟江診療所について

舟江診療所は、新潟市中央区の下町(しもまち)地域と呼ばれる信濃川河口近くにあります。信濃川の河口に位置するこの地域は、古くからみなとまちとして栄え、近世は数多くの工場が立ち並ぶ工場街で、多くの労働者が働く企業城下町的地域でした。

国民皆保険制度が確立いていない戦後すぐ、「医療」を受けることが経済的にとても大変な時代に、工場群の中で働く労働者や下町地域に暮らす住民は、「お金の有り無し」を心配することなく受診することが出来る医療施設を創ろうと少しずつ資金を出し合ってできたのが「舟江診療所」です。

舟江診療所は地域からの要求や国の医療政策の変遷による影響により、病院から再び診療所へと形を変えることになりましたが、誕生した当初から「お金の有り無し」に関係なく地域に暮らす人々の命と健康を守ろうとする姿勢を貫き、今も下町に無くてはならない医療機関として存在しています。

沿革

1957(昭和32)年6月25日 舟江診療所開設
1976(昭和51)年4月 舟江病院開設
1980(昭和55)年5月 舟江病院増改築(59床)
1986(昭和61)年8月 舟江病院増床(60床)
1988(昭和63)年6月 舟江病院新棟竣工(100床)
1997(平成9)年6月 舟江デイケア棟竣工
2004(平成16)年4月 新舟江病院オープン
2008(平成20)年6月 舟江病院3階病棟(45床)を介護老人保健施設入舟に転換
2009(平成21)年4月 舟江病院2階病棟(44床)を老健入舟に転換
舟江病院廃止、舟江診療所開設
2010(平成22)年4月 舟江診療所と老健入舟(89床)で無料低額診療事業開始
2012(平成24)年3月 旧舟江病院解体終了
2019(平成30)年1月 沼垂診療所閉院、舟江診療所に統合

関連施設

通所リハビリテーションひだまり

毎日20名ほどの方がご利用され、リハビリはもちろんの事、生活全般を支えるべく体調の確認や入浴・昼食の提供も行っております。現在の身体機能や生活状況に応じた運動メニューを提供しており、ご自宅の環境を見させて頂いたり、他サービス担当者の方と連絡を取り合ったりしながら最適なサービス提供となるよう心がけています。時間的な余裕があり、ご利用者様同士の交流・談話の時間もとれる為継続して通うための張合いとなっている方もおられます。その他、読書や将棋、縫い物等、好きなことに取り組んで頂けるように提案させていただいています。定期的に、制作活動にも取り組んでおります。

施設内での生活を通して自宅での生活動作の安定・向上を目指し、少しでも長く“楽しく“在宅生活を送れるように職員一同努めてまいります。

詳しくは下記リーフレットをご覧ください。

通所リハビリテーションひだまり ご利用案内


開始前の必要書類
〇主治医の先生に書いて頂く書類です。下記ををダウンロードの上、必要事項を記入しご依頼ください。

診療情報提供書(様式)ダウンロード用
住所 〒951-8006
新潟市中央区附船町1丁目4417番17号
電話番号 025-228-2606
FAX 025-228-2833
営業日 月曜~土曜 8:15~17:00
休業日 日曜・祝祭日(不定期)
お盆(8/15)
年末年始(12/30~1/3)

ケアプランひだまり

1. まず、ご相談ください

経験豊富なケアマネジャーがご自宅に伺い、ご相談させていただきます。
介護保険のサービスを利用するためには、要介護認定の申請が必要となります。申請手続きのお手伝いをします。

2. あなたに合った介護計画(ケアプラン)をご一緒に作成いたします

ヘルパーやデイサービス、訪問看護など、あなたに必要なサービスを組み合わせ、あなたらしい生活を支えていく介護計画(ケアプラン)をご一緒にお作りいたします。

3. 介護サービス利用中も安心

介護サービスがあなたの希望通りに行われているか、定期的にお宅にお伺いして確認いたします。各サービス事業所や医療機関などと連携し、手続きや調整を図ります。不都合なことや困ったことがあったら、いつでもお気軽にご相談ください。

住所 〒951-8006
新潟市中央区附船町1丁目4417番17号
電話番号 025-228-2832
025-226-6533
FAX 025-228-2833
営業日 月曜~金曜 8:30~17:15
休業日 土曜・日曜・祝祭日
お盆(8/13~8/15)
年末年始(12/31~1/3)

はまなす訪問看護ステーション

はまなす訪問看護ステーションは、看護師、理学療法士が中央区、東区、西区を中心に訪問しています。365日24時間の緊急連絡・訪問体制をとっており、安心して療養生活が送れるようにお手伝いさせていただいております。お困りごとなどがございましたら、お気軽にご相談ください。

新潟市地域包括支援センターふなえ

地域包括支援センターは「高齢者のよろず相談窓口」です。

地域包括支援センターの仕事とは

悩み、相談を受け付けます

高齢者の相談や悩みを聞き、必要な制度に繋げたり、関係機関を紹介します。

人権や財産を守ります

成年後見制度や高齢者虐待、消費者被害を防ぎ深刻化を防止します。

健康を応援します

体力に不安のある方、健康を維持したい方へ、介護予防の支援を行います。

住みやすい地域をつくります

高齢者の強い味方の地域のケアマネジャーへの支援や、住みやすい地域にするため、さまざまな機関と連携を図りながら支援します。

地域包括支援センターの3つのアピールポイント

専門職がそろっている

医療(保健師・看護師)、介護(主任介護支援専門員)、福祉(社会福祉士)の3職種がいます。

無料で相談できる

新潟市から委託を受けている公的な相談窓口です。

家庭訪問します

わざわざ事務所に来なくても相談を受けられます。

お問い合わせ先

〒951-8011
新潟市中央区入船町3丁目3629-1介護老人保健施設入舟4階

電話:025-229-3600
FAX:025-229-3590