私たちのゆうばえの施設は、全日本民主医療機関連合会(略称民医連)に加盟して、日々
介護・福祉活動をすすめています。
民医連は、北は北海道から南は沖縄まで、全ての都道府県に加盟する病院・診療所・福祉介護施設をもって
「患者・利用者の立場にたって」「無差別・平等の医療・介護」をめざして活動をすすめています。
新潟県では、ゆうばえの施設をはじめ、多数の施設が新潟民医連に参加し、
1500人をこえる職員と4万人と近くの共同組織の方々が力をあわせて日々活動しています。
私たち、民医連がめざしている「介護・福祉の姿」を「民医連の介護・福祉の理念と」として
公表しています。
私たちは、民医連網領を実現し、日本国憲法が輝く社会をつくるために、地域の生きる利用者に寄り添い、
その生活の再生と創造、継続をめざし、「3つの視点」と「5つの目標」を掲げ、
共同組織とともにとりくみます。
3つの視点
1.利用者のおかれている実態と生活要求から出発します
2.利用者と介護者、専門職、地域との共同のいとなみの視点をつらぬきます
3.利用者の生活と権利を守るために実践し、ともにたたかいます
5つの目標
1.(無差別・平等の追求)
人が人であることの尊厳と人権を何よりも大切にし、それを守り抜く無差別・平等の介護・福祉をすすめます
2.(個別性の追求)
自己決定にもとづき、生活史をふまえたその人らしさを尊重する介護・福祉を実践します
3.(総合性の追求)
生活を総合的にとらえ、ささえる介護・福祉を実践します
4.(専門性と科学性の追求)
安全・安心を追求し、専門性と科学的な根拠をもつ質の高い介護・福祉を実践します
5.(まちづくりの追求)
地域に根ざし、連携ををひろげ、誰もが健康で、最後まで安心して住み続けられるまちづくりをすすめます
2012年12月14日
全日本民主医療機関連合会 第40期 第11回理事会